セールスの小学校 -Foundit ファウンドイット-

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どうすればクライントさんに成果を出させることができるのか?

2019.6.10 セールス

多くのコーチ、コンサル、セラピスト(*以下コーチ)においてこれは普遍的なテーマだ。
講師業を営む多くの人が必ずといっていいほどこの壁にぶつかる。

かくいう私もここは相当悩んだし、時間を使った。

その度頭をよぎるのが

 

「向いてないのかも…」

 

という悪魔のささやき。

耳を傾けちゃダメですよ(笑)

 

さてさて、これは非常に深いテーマだが、

まず前提として、

成果はコーチが出させるものではない。

本人が努力して出すものだ。

 

しかしながら、責任感の強いコーチほどこの罠に陥る。

 

「成果を出させなきゃ」

 

表現はさておき、こういう思考になっているコーチは実際多い。
その考えはある意味ではおこがましいのだ。
まずそれを自覚することだ。

 

こういうことを言うと
「そんなことない、それは無責任だ」と声を荒げる人もいる。
気持ちはわかる。

だがなにも放置しろとか適当に接しろと言っているわけではない。

 

あくまでも

「自発を促す」

しかできないということだ。

 

人が人に与える影響なんてたかが知れている。

思春期の女子の恋愛相談なんてたいがい結論は出ていてただ聞いてほしいだけ。
それと似ている。
ちょっと脇道にそれたがそういうことだ。

 

背中を押す、きっかけを与える、勇気づける、
コーチができることなんて実際はその程度だ。

 

そもそも大人になると真剣に叱ってくれる人など数えるほど、
下手したらゼロだ。

そんな環境下で自分を律し続けることはかなりハードだ。
その意味ではコーチという存在は貴重だ。

まずはできることをきちんとサポートしてあげよう。
くらいの気持ちでいると自然体で接することができるようになる。

クライアントは

 

そのままのあなたに契約した

 

のであって、無理して背伸びして優秀なコーチになろうとするあなたではない。

とはいえ、その

 

「クライアントの自発を促す」

 

これがまた非常に奥が深い。
次回はその方法論について述べていくこととする。

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